auカブコム証券は、独自の割引制度があったり自動売買で特許を持っていたりと、独自のサービスで人気を集めています。
そこでこの記事では、auカブコム証券の基本情報やメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
Pontaポイントでの投資やプチ株など、株式投資をお得に始められる独自の割引サービスについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
auカブコム証券の概要
auカブコム証券は三菱UFJフィナンシャル・グループ × KDDI のネット証券です。
2019年12月にカブドットコム証券から名称を変えて生まれ変わりました。
カブドットコム証券をベースにした従来の取引ツールや、サービス内容を引継ぎながら、三菱UFJグループとKDDIという国内大手企業が連携してサポート体制のレベルアップを図っています。
さらに新たな取引手数料体制や信頼性・利便性を向上させているので、次の章から具体的な内容を解説していきます。
auカブコム証券はこんな人にオススメ
auカブコム証券はこんな人にオススメの証券会社です。
株主優待をお得にゲットしたい
IPO投資に挑戦したい
手数料を抑えたい
Pontaポイントで投資がしたい
au PAYカードでクレカ積立ができる
auカブコム証券のメリット
プチ株なら1株から取引できる
auカブコム証券では「プチ株」を取り扱っています。
プチ株とは、上場株式の単元未満株取引のことで、通常100株や1000株単位でしか買えない企業の株を、1株単位で購入できるサービスです。
プチ株は小額でも有名企業の株に投資することが可能になります。
購入にPontaポイントを使えることもでき、気軽に始められます。
Pontaポイントが使える・貯まる
auカブコム証券ではPontaポイントを使った「ポイント投資」が可能です。
従来の投資信託に加えて、2021年11月からはプチ株も対象となりました。
購入時手数料は無料
取引可能なファンドは1,400ファンド以上
100円以上、1円単位でポイントがつかえる
現金との併用で取引可能
投資信託の月間平均保有額に応じてポイントがたまる
つみたてNISAとジュニアNISA口座は対象外
au PAYカードで投資信託をクレカ積立できる
au PAYカード限定で投資信託のクレカ積立が可能です。
auマネ活プランならポイント還元率が上がります。
現金よりもお得に買い付けできます。
一般信用売りの在庫が豊富
個人的に一番のメリットは一般信用売りの在庫が豊富な所です。
auカブコム証券では常に2,000以上の銘柄で一般信用売りができます。
この数はもちろんトップクラス。
また、一般信用(売短)と一般信用(長期)の2種類があり、一般信用(長期)なら返済期日が3年間です。
早めにつなぎ売りをしかけることもできますよ。
株主優待のつなぎ売りする人には必須の証券会社です。
IPOは100%抽選配分
auカブコム証券は人気の高いIPOを取り扱っています。
IPOはローリスク・ハイリターンということで最近人気が急上昇。
そんなIPOをauカブコム証券は100%抽選で当選者を決めてくれます。
しかも、大型IPOの時は大チャンス。
過去に取扱いをした日本郵政グループ、JR九州では当選した人が多くいました。
未成年口座でもIPOに参加できるのもメリットですね。
取引ツール・スマホアプリが充実
独自の高機能・高速トレーディングツール
パソコン上で株価情報やニュース等を配信する情報ツール
寄付き前の情報がリアルタイムで確認できて一目瞭然
月額利用料金は信用取引口座を開設すれば永久的に無料
auカブコム証券では取引ツールとしてkabuステーションを提供しています。
このkabuステーション、かなり評判がよくてデイトレーダーの方でも利用している人が多いです。
特にリアルタイム株価予測ならば寄り付き前の膨大な情報を集めて予想価格を算出。
これにより寄り付き前の情報収集時間を大幅に節約できます。
また、このkabuステーションは信用取引口座を開設していれば無料で利用可能ですよ。
さらに、2023年4月に新スマート版および新スマホアプリがリリースされました。
以前は使いづらいといった声が上がっていましたが、改善が進んでいますね。
auカブコム証券のデメリット
高額の取引で現物株式の手数料がやや高め
auカブコム証券では、無料で信用取引が利用できるメリットがあるものの、現物取引の手数料では100万円を超えると割高になる場合があります。
合計約定代金(現物・信用合算) | 手数料(税込) |
---|---|
0円~100万円以下 | 無料 |
100万円超~200万円以下 | 2,200円 |
200万円超~300万円以下 | 3,300円 |
300万円超~400万円以下 | 4,400円 |
400万円超~500万円以下 | 5,500円 |
500万円超 | 以降、100万円毎に1,100円加算 |
一般信用売りの在庫がすぐに売れ切れる銘柄がある
一般信用売りの取扱い銘柄は多いですが、人気の銘柄はすぐに在庫がなくなってしまいます。
最近では1ヶ月前や2ヶ月前につなぎ売りを仕込むことは当たり前。
競争率が年々高くなってきています。
どうしても欲しい株主優待があったら多少手数料が高くなっても早めに仕込んでおきましょう!!
また、翌日の一般信用売りの注文は前日の20時までに申込をした人を対象に抽選が行われます。
人気の銘柄は倍率が100倍以上になることもざらで当選するのは難しいです。
米国株の取扱いが少ない
auカブコム証券は2022年1月に米国株の取り扱いを開始し、2023年1月には約1,800銘柄ほど取引できるようになりました。
これに対し大手ネット証券のSBI証券は約6,000銘柄、楽天証券は約5,000銘柄の米国株を取り扱っており、圧倒的な差があります。
しかし、主要な銘柄は取り扱っていますので、不自由することは無いかと思います。
auカブコム証券の米国株は最近始まったばかりなので、銘柄取扱数の拡充に期待しましょう。
auカブコム証券の評判・口コミ
続いてX(旧twitter)上に掲載されている評判や口コミ情報をご紹介いたします。
良い評判・口コミ
auカブコム証券の良い評判には、Pontaポイントに関してやツールについてが多くありました。
今のポイント投資、ポイント運用経済圏で最強に強いのはau系。じぶん銀行、カブコム証券の両方で即売りポイント還元が受けられる。しかも使い勝手の良いPontaポイント
出典:X
とても使いやすくて、初心者でも安心して使うことができました。
出典:価格.com
auじぶん銀行と連携すると、銀行金利が大幅にupするので、それだけでも開設する意味がある。
出典:価格.com
悪い評判・口コミ
イマイチな評判にはツールについてが多く見られました。
相変わらずauカブコム証券使いにくい。これは余計な操作をするなということですね😂
出典:X
auカブコム証券が使いにくいと思ってるのは私だけでしょうか❓
出典:X
トップページがごちゃごちゃしていて非常に見づらいです。
情報の内容以前の問題ですが、何か情報を得ようと思えません。
情報を詰め込みすぎてる感があり、他の証券会社を参考にされ改善を期待したいです。
出典:価格.com
auカブコム証券は独自のツールやアプリが豊富でお得
ここまでauカブコム証券の基本情報やメリット・デメリット、評判について解説してきました。
auカブコム証券はSBI証券や楽天証券といった、手数料の安い大手ネット証券と同じ料金な上に、独自の優遇制度やPontaポイント投資を使って、よりお得に投資ができる証券会社です。
取引ツールも独自のツールやアプリを豊富に用意している他、自動売買では他の証券会社では扱っていない注文方式を選べる特徴があります。
外国株の取り扱いは無いので、国内株式や投資信託、ミニ株などに興味がある方は、一度ご検討しみてはいかがでしょうか。