
「配当もしっかりもらえて、QUOカードも届く手堅い銘柄を探している」という方に長年人気だったウィルグループ(6089)。
しかし、2026年3月期に向けて**「株主優待の大幅なルール変更」**が発表され、これまで通り100株だけ買っていると痛い目を見るかもしれない”要注意銘柄”に変わりました。今回は、同社の業績見通しから、複雑な優待変更の詳細、そして投資する前に絶対知っておくべき注意点まで徹底的に解説します!
Contents
ウィルグループ(6089)ってどんな会社?
ウィルグループは、人材派遣や人材紹介を主軸とする総合人材サービス企業です。 大きく分けて2つの事業の柱があります。
- 国内Working事業: 建設技術者、コールセンター、介護施設、工場などへの人材派遣。とくに現在は「建設技術者領域」が非常に好調で、利益を大きく牽引しています。
- 海外Working事業: シンガポールやオーストラリアなどでの人材サービス展開。タイなどの東南アジアへ海外出張に行かれるようなグローバルな視点を持つビジネスマンの方なら、現地の活気ある経済成長とリンクした海外展開に将来性を感じやすいかもしれません。
【超重要】100株優待は廃止へ…大きく変わる株主優待の詳細と利回り
ウィルグループの優待はこれまで「100株以上でQUOカード」でしたが、これが**「300株以上でプレミアム優待倶楽部(ポイント)」**へと大きく移行します。ここが最大のポイントです!
【2026年3月末の優待(※移行の特別期間)】
- 100株~299株保有: これまで通りの旧制度(QUOカード)が適用されます。
- 保有期間1年未満で500円分、3年以上で最大2,000円分。週末に3人の子どもたちの部活や塾の送迎で大忙し…というパパ・ママ投資家にとって、コンビニでサッと軽食が買えるQUOカードは本当に重宝しますよね!
- 300株以上保有: 新制度の「株主優待ポイント」が付与されます。(※継続保有条件はなし)
- 300株以上:5,000円相当
- 500株以上:10,000円相当
【2027年3月末以降の優待(※要注意)】 100株~299株のQUOカード優待は「完全廃止」となります。 優待をもらうためには、最低でも「300株以上の保有」が必須となるため、投資戦略の抜本的な見直しが必要です。
【優待利回りは?】 直近の株価を約1,280円とした場合、300株(約38万4,000円)購入で5,000円相当のポイントがもらえるため、**優待利回りは約1.3%**となります。ポイントはお肉や海鮮などの高級グルメにも交換できるため、休日に届いた豪華な食材を調理して、ブログやInstagramで食欲をそそる「飯テロ」コンテンツとして発信するのも最高に楽しい使い方です!

安定感抜群!配当金と絶好調の業績見通し(2026年3月期)
優待のハードルは上がりましたが、業績と配当の安定感は抜群です。
- 1株あたり配当金(予想): 44.00円(前期と同額で手堅い推移)
- 配当利回り(予想): **約3.4%**前後
- 総合利回り: 配当と優待(300株保有時)を合わせると、**約4.7%**にも達する高利回り銘柄です!
【業績見通しは絶好調!】 2026年3月期の第3四半期決算では、営業利益が前年同期比で**+59.2%(28.5億円)**と大幅な増益を叩き出しました。主力の国内において、建設業界の人手不足を背景とした人材派遣の粗利が大きく拡大しており、稼ぐ力が一段と強まっています。
投資する上での注意点・リスク
ウィルグループへ投資する際、以下のポイントには特に警戒が必要です。
- 「100株の優待トラップ」に注意! 先述の通り、2027年以降は100株保有では優待が一切もらえなくなります。過去のブログ記事や古い情報サイトを見たまま「100株でQUOカードがもらえる」と勘違いして買ってしまうリスクがあるため、これから投資する方は「300株(約40万円弱)」の資金を用意できるかが鍵になります。
- 海外事業の為替リスク 海外での売上規模も大きいため、急激な「円高」が進むと、現地通貨建ての売上が円換算で目減りし、業績の足を引っ張るリスク(為替影響)があります。
ウィルグループ(6089)は、優待取得のハードルこそ上がったものの、本業の儲けを示す営業利益は急回復しており、配当利回りも3%台半ばと非常に優秀です。QUOカード目当ての100株株主が離脱して株価が調整するタイミングがあれば、高配当+プレミアム優待倶楽部を狙う300株投資の絶好のチャンスになるかもしれません!