
Contents
1. 東京計器の投資魅力:日本の空と海を守る「防衛関連」の筆頭格
東京計器の最大の魅力は、その圧倒的な技術力と参入障壁の高さにあります。
- 防衛・通信機器事業の急成長: 防衛予算の拡大に伴い、航空機や艦艇向けの搭載機器の需要が急増しています。2026年3月期の第3四半期決算では、売上高・純利益ともに18期ぶりに過去最高を更新するなど、業績はまさに絶好調です。
- 独自のニッチトップ戦略: 船舶用のジャイロコンパスや、油圧制御機器、超音波流量計など、競合が少ない専門分野で国内トップクラスのシェアを誇ります。
- 株価の強いモメンタム: 業績の上振れ期待から、大手証券会社が目標株価を大幅に引き上げるなど、市場の期待値が非常に高い銘柄です。
2. 株主優待:プレミアム優待倶楽部で選べる楽しみ
東京計器は、株主への還元策として「東京計器・プレミアム優待倶楽部」を導入しています。
優待の基本情報
- 権利確定月: 3月末日(年1回)
- 対象条件: 300株以上を6ヶ月以上継続保有(9月末および3月末の株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載)していること。
保有株数に応じた進呈ポイント(1ポイント ≒ 1円相当)
食品や電化製品、ギフト、旅行など5,000種類以上のアイテムと交換可能です。
| 保有株数 | 進呈ポイント |
| 300株 〜 499株 | 3,000ポイント |
| 500株 〜 699株 | 6,000ポイント |
| 700株 〜 999株 | 9,000ポイント |
| 1,000株 〜 2,999株 | 20,000ポイント |
| 3,000株以上 | 50,000ポイント |
優待利回りについて
現在の株価(約8,700円前後)で計算すると、300株保有(投資額:約261万円)での優待利回りは**約0.11%**となります。
株価が大きく上昇したため、利回りそのものは低く見えますが、1,000株保有時には20,000ポイントに跳ね上がるなど、保有数を増やすことで還元率が高まる設計になっています。

3. 配当金と業績見通し:18期ぶりの過去最高益へ
配当についても、業績の拡大に合わせて増配傾向にあります。
配当の推移と予想
- 2025年度: 35円(年間)
- 2026年度(予想): 40円(前期比5円の増配)
配当利回りは約0.46%前後と決して高くはありませんが、同社は配当だけでなく事業の成長(キャピタルゲイン)と、先述のポイント優待を組み合わせた総還元で評価すべき銘柄です。
業績見通し
2026年3月期の会社予想では、売上高が前年比10%以上のプラス、営業利益も大幅増益を見込んでいます。
特に、世界的な供給網の混乱が落ち着き、防衛製品の納入がスムーズに進んでいることが利益を押し上げています。また、将来の成長に向けて「水素関連」や「宇宙関連」への研究開発投資も進めており、長期的な成長シナリオも描かれています。
4. 投資する際の注意点
魅力的な東京計器ですが、以下の点には注意が必要です。
- 投資金額のハードル: 株価が8,000円を超えているため、最低単位の100株でも約80万円〜90万円が必要です。さらに、優待獲得には300株(約260万円以上)が必要なため、資金力がある程度求められます。
- 政治・予算への依存: 防衛事業が柱であるため、国の防衛予算の方針変更や政治情勢に業績が左右されやすい側面があります。
- 急騰後の反動リスク: 短期間で株価が数倍に跳ね上がっているため、利益確定売りに押される場面も想定されます。押し目を見極める冷静な判断が求められます。

まとめ:東京計器は「国策」に乗る成長株
東京計器は、安定したインフラ技術を持ちつつ、防衛という「国策」の波に乗った非常に勢いのある銘柄です。
単なる利回り重視の投資ではなく、日本の防衛力の底上げを支える企業を長期で応援し、その成長の果実を配当と優待で受け取る、というスタンスが最適でしょう。