
「ソフトバンクの株を買いたい!」 そう思った時、証券会社の画面で2つの「ソフトバンク」が出てきて迷ったことはありませんか?
- ソフトバンクグループ(9984) ← 今回の主役
- ソフトバンク(9434) ← 携帯電話の会社
実はこの2つ、投資の中身も魅力も全くの別物なんです。 今回は、孫正義氏率いる投資会社「ソフトバンクグループ(SBG)」について、株式分割で買いやすくなった今の魅力や、気になる優待・配当の真実を解説します。
Contents
1. 最大の誤解!「優待」はあるの?
結論から言うと、ソフトバンクグループ(9984)には、株主優待制度はありません。
「えっ、PayPayポイントがもらえるって聞いたけど?」 と思った方、それは子会社の**「ソフトバンク(9434)」**の方です。
- ソフトバンク(9434・携帯): 配当利回り4%超え+PayPayポイント優待あり。安定志向。
- ソフトバンクG(9984・投資): 優待なし。配当利回り低め。**「株価の値上がり」**を狙う成長志向。
ここを間違えて買うと「優待が届かない!」となってしまうので要注意です。SBGは「おまけ(優待)」ではなく「本丸の利益」で勝負する銘柄です。
2. 配当金は少なめ…でも「魅力」がある理由
SBGの配当利回りは、概ね 0.5%〜1.0%程度 と、日本の高配当株(3〜4%)に比べると低めです。
なぜ配当が少ないの?
ケチだからではありません。SBGは**「稼いだお金を次のAI投資に回した方が、株主にとってプラスになる」**と考えているからです。
配当でお金を配ってしまうより、そのお金で「次のアリババ」や「次のArm」を見つけて育て、株価を2倍、3倍にすることで株主に報いるスタイルです。 インカムゲイン(配当)ではなく、キャピタルゲイン(値上がり益) を狙うのがSBG投資の王道です。
3. 2024年の「株式分割」で何が変わった?
ここが今、SBGをおすすめする最大の理由です。 2024年10月1日、SBGは**「1株→10株」の株式分割**を行いました。
- 以前: 100株買うのに 約80万円 必要だった(高い…)
- 現在: 100株買うのに 約9万円 でOK!(2026年2月時点の株価目安)
お小遣いレベルの資金で、孫正義氏の投資ファンドに参加できるようになったのです。NISAの「成長投資枠」の隙間埋めにも最適な金額感になりました。
4. 業績見通し:キーワードは「Arm」と「AI革命」
「じゃあ、これから株価は上がるの?」 今後の業績のカギを握るのは、以下の2点です。
① 虎の子「Arm(アーム)」の爆発力
SBGが保有するイギリスの半導体設計会社「Arm」。スマホの心臓部でシェアほぼ100%ですが、現在は**「AIデータセンター」**向けに急成長しています。Armの株価が上がれば、親会社であるSBGの企業価値もダイレクトに跳ね上がります。
② 孫正義氏の「反転攻勢」
しばらく守りの姿勢だった孫社長ですが、現在は**「ASI(人工超知能)の実現」**を掲げて攻めの投資を再開しています。 AI革命が本物になれば、世界中のAIユニコーン企業を持つSBGは、その恩恵を最も受ける企業の一つになるでしょう。
注目指標「NAV(純資産価値)」 SBGを見る時は「NAV(保有している株の価値 - 借金)」を見ましょう。 「今の株価」が「NAV(本来の価値)」より大幅に安ければ、それは**「バーゲンセール中」**という意味になります。
まとめ:SBGは「夢を買う」アトラクション銘柄
ソフトバンクグループ(9984)への投資は、以下のような人におすすめです。
- AIの未来を信じている人
- 配当よりも、大きな値上がり益を狙いたい人
- 孫正義氏のビジョンにお金を乗せたい人
逆に、「安定した配当が欲しい」「優待生活がしたい」という人は、迷わず子会社の「ソフトバンク(9434)」を選びましょう。
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