11月優待権利確定の株主優待銘柄、おすすめな6銘柄を紹介します。
11月の優待銘柄は33社あります。9月は300社以上あるため、少なくなっていますが、魅力的な銘柄もあります。
自分にあった銘柄を探していきましょう。
アヲハタ(2830)
1銘柄目はアヲハタ
ジャム製造の会社です
家庭用ジャムのシェアは約3割です。産業用フルーツ加工品や介護食なども展開しています。
株主優待の内容は、自社製品です。
ジャムやパンに付けるホイップなどが貰えます。
11月の年1回、100株で1000円、1000株で3,000円相当貰えます。
家庭用ジャムは好調です。冷凍フルーツも増加傾向です。ただ、産業用フルーツ加工品は乳業メーカーとの競争が激しいです。増収増益となっています。
配当は5月11月の年2回。
配当利回りは0.76%とかなり低めです。
ずっと配当は維持となっています。
時価総額は214億円と小型株。
PERは73.9倍とかなり割高となっています。
PBRは1.6倍です。
株価は10年間よこよことなっています。株価の変動は小さく安定しているのが特徴です。調整が期待できないため、買うタイミングは難しいですね
優待の最低取得額は259,800円です
総合利回りは1.14%とかなり低めです
総合判定は、星2つ
キユーピー(2809)
2銘柄目はキユーピー
マヨネーズ、ドレッシングの会社です。子会社にアヲハタを持っています。
株主優待の内容は、自社グループ商品詰め合わせです
11月の年1回、100株で1000円、400株で3000円相当が貰えます。ただし、半年以上の継続保有が条件です。
3年以上の継続保有で増額となります。
マヨネーズが値上げ浸透のうえ、集荷数も増加しています。訪日需要の増加で業務用も伸びています。北米のドレッシングなど海外も想定以上に増加しています。増収増益となっています。
配当は5月11月の年2回。
配当利回りは1.54%と低めです。
連続増配となっています
時価総額は4858億円と中型株。
PERは22.4倍とやや割高となっています。
PBRは1.6倍です。
株価は2020年を底に上昇しています。2024年に入り上昇の勢いは加速しています。2024年7月がピークとなっており、調整を拾いたいところです。
優待の最低取得額は349,500円と値嵩株です。
総合利回りは1.82%と低めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星3つ
ニイタカ(4465)
3銘柄目はニイタカ
業務用洗剤や洗浄剤、固形燃料の製造と販売の会社です。旅館や外食向けの固形燃料は国内シェアを6割ほど取っています。
株主優待の内容は、ジェフグルメカードです。
5月11月の年2回、100株で500円相当貰えます。
1000株保有で5月にギフト旅行券、11月に自社グループ詰め合わせが5000円相当貰えます。
旅館宿泊者が伸び悩んでおり、固形燃はは横ばいです。柱の洗浄剤は外食向け中心が伸びています。除菌用製剤も底堅いです。増収増益となっています。
配当は5月11月の年2回。
配当利回りは2.73%とまずまずです。
今期は増配となっています
時価総額は112億円と小型株。
PERは11.2倍と割安な水準となっています。
PBRは0.8倍です。
株価は2020年にピークを付けており、株価は下落傾向です。値動きも小さくなっており、買うタイミングが難しいですね。
優待の最低取得額は19万円と比較的買いやすい水準
総合利回りは3.25%とやや高めです
総合判定は、星4つ
大光(3160)
4銘柄目はおおみつ
中京地盤の食品卸の会社です。
ホテルや外食などが顧客となっています。業務用スーパーのアミカやネットショッピングも運営しています。
株主優待の内容は、クオカード、または、アミカ商品券です。
5月11月の年2回、100株で500円、500株で1000円、1000株で2000円、2000株で3,000円相当のクオカードが貰えます。アミカの商品券を選んだ場合、金額が2倍となります。
業務用食品の外商は大手の外食チェーン、給食、中食向けに増販となっています。食品スーパー、アミカの既存店が堅調です。増収減益となっています。
配当は5月11月の年2回。
配当利回りは2.11%とまずまずです。
連続増配となっています。
時価総額は90億円と超小型株。
PERは13.7倍とかなり割安となっています。
PBRは1.5倍です。
株価は2017年をピークに低迷が続いています。年間の変動は小さいものとなっており、買うタイミングが難しいですね。
優待の最低取得額は61,400円とかなり買いやすい水準となっています。
総合利回りは3.73%とやや高めです
総合判定は、星4つ
オオバ(9765)
5銘柄目はオオバ
調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システムなどが柱の建設コンサルの会社です。民需比率が高くなっています。好財務です。
株主優待の内容は、クオカード、ショコラボのチョコレート菓子です
5月の年1回、500株で1000円、1000株で2000円分が貰えます。
継続保有1年以上で100株で500円分、500株以上も増額となります。
11月の年1回、2500株保有で、ショコラボのチョコレート菓子が貰えます。
自衛隊施設の最適化設計や宮城県の区画整理事業などが幕開き。外資進出に伴う産業用地の設計開発も寄与となっており、増収増益となっています。
配当は5月11月の年2回。
配当利回りは4%とかなり高めです。
連続増配となっています
時価総額は160億円と小型株。
PERは11.4倍とやや割安です。
PBRは1.3倍となっています。
株価は10年で緩やかな右肩上がりとなっています。2024年4月にピークを付けて、やや調整中です。900円付近で買いたいですね。
優待の最低取得額は100,000円と買いやすい水準です。
総合利回りは4%とかなり高めです
総合判定は、星5つ
タマホーム(1419)
6銘柄目はタマホーム
ローコスト系の注文住宅会社です。首都圏郊外や地方を中心に展開しています。分譲住宅やオフィス区分販売もしています。
株主優待の内容は、クオカードです
5月11月の年2回、100株で500円分貰えます。
継続保有3年以上だと1000円分へ増額となります。
柱の注文住宅販売は引き渡し棟数が減っています。ただ、原価高を受けた価格転嫁で、粗利率が改善しています。強化中の分譲住宅の販売が伸びている状況です。減収増益となっています。
配当は5月の年1回。11月はありません。配当高いので11月にも分散して欲しいですね。配当利回りは5.22%とかなり高めです。
連続増配となっています
時価総額は1081億円と中型株。
PERは11.8倍と割安です。
PBRは3.6倍となっています。
株価は10年間緩やかな上昇傾向です。2024年4月にピークを付けて調整中です。24か月移動平均線をキープし反発できるかがポイントですね。
優待の最低取得額は373,000円と値嵩株。
総合利回りは5.48%とやや高めです。5月決算で、11月の中間配当は0円なので注意です。総合判定は、星5つ