10月優待権利確定の株主優待銘柄、おすすめな6銘柄を紹介します。
10月の優待銘柄は33社あります。9月は300社以上あるため、少なくなっていますが、魅力的な銘柄も多いです。
自分にあった銘柄を探していきましょう。
神戸物産(3038)
1銘柄目は神戸物産
食品関連業界の中でも特に注目される企業の一つです。主に業務スーパーの展開を通じて、日本全国で低価格で高品質な食品を提供することに力を注いでいます。
株主優待の内容は、JCBギフトカードです。
10月の年1回、100株で1000円、1000株で10,000円、2000株で15,000円相当貰えます。
さらに、継続保有3年以上となると大幅に増額となります。特に100株では3倍貰えるので嬉しいですね。
業務スーパーは既存店で集客を伸ばしています。
仕入れ高の上昇を値上げで吸収しており、営業益続伸。数年間、増収が続いています。
配当は10月の年1回。
配当利回りは0.49%とかなり低めです。
今期は増配となっています。
時価総額は1.03兆円と大型株。
PERは44倍とかなり割高となっています。
PBRは8.4倍です。
株価は右肩上がりのチャート形状です。2020年以降足踏み状態でしたが、2024年に再び高値を更新しています。調整を待って買いたいところです。
優待の最低取得額は468,400円と値嵩株です
総合利回りは1.12%とかなり低めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星3つ
ギフトホールディングス(9279)
2銘柄目はギフトホールディングス
日本国内においてラーメン事業を中心に急成長を遂げている企業です。特に「横浜家系ラーメン」を主力ブランドとして展開しており、業界内で注目を集めています。
株主優待の内容は、町田商店のほか、
グループ店舗で使える優待食事無料券です
4月10月の年2回、100株で1枚、200株で2枚、1000株で5枚貰えます。さらに、継続保有1年以上になると1枚追加で貰えます。
店舗数が拡大しており、売り上げは右肩上がり。直営店の町田商店などが客足活況です。値上げが効き粗利益が拡大しています。食材費や人件費の増加をこなして大幅な増益です。
配当は4月10月の年2回。
配当利回りは0.67%とかなり低めです。
連続増配となっています
時価総額は534億円と小型株。
PERは26.2倍とやや割高となっていますが、成長性を加味すると、これくらいあっても問題ないですね。
PBRは6.7倍です。
株価は2020年のコロナ時期を底に反転しています。
業績の良さもあって、株価は順調に伸ばしており、2024年に入り上場来高値を更新しています。
優待の最低取得額は267,500円。
総合利回りは1.41%とかなり低めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星3つ
エイチ・アイ・エス(9603)
3銘柄目はHIS
日本を代表する旅行業者のひとつで、特に海外旅行やパッケージツアーの提供で知られています。HISの特徴は、低価格ながらも質の高い旅行プランを提供し、手軽に海外旅行を楽しむことができるという点にあります。
株主優待の内容は、自社の旅行商品に使える優待割引券です。4月10月の年2回、100株で2000円、500株で4000円、1000株で6000円相当貰えます。さらに、ハウステンボスやラグーナテンボス優待入場券も貰えます
海外旅行は安価なアジアが好調です。オーストラリアも伸びています。高単価の欧州やハワイが円安で後退していますが、想定以上の回復です。黒字転換を果たしています。
配当は10月の年1回。
配当利回りは0.59%とかなり低めです。
今期は復配となっています
時価総額は1200億円と中型株。
PERは17.5倍と標準的となっています。
PBRは2.2倍です。
株価はコロナで大きく下落し、2020年に安値を付けています。その後、回復基調も、株価の上昇は長く続かず失速しています。2024年もじり安傾向は続いている状況です。
優待の最低取得額は168,400円と比較的買いやすい水準
総合利回りは4.15%とかなり高めです
優待偏重のため1点マイナスし、総合判定は、星4つ
ロック・フィールド(2910)
日本国内で惣菜の製造・販売を手掛ける企業で、特に「RF1(アールエフワン)」ブランドで知られています。健康志向が高まり、手軽で美味しい食品が求められる中、ロック・フィールドはそのニーズに応える存在として成長を続けています。
株主優待の内容は、RF1のほか、グループ店舗で使える優待おそうざい券です。10月に100株で1000円、4月には、200株で1000円、500株で3000円、5000株で30,000円相当貰えます。さらに、5年以上の継続保有で4月に1000円分が追加で貰えます。
店舗数は減少していますが既存店の客数が回復しています。原材料高が続きますが、値上げ実施で粗利益を改善しています。人件費の増加などをこなし営業増益です。
配当は4月10月の年2回。
配当利回りは1.57%とやや低めです。
今期も配当は維持となっています。
時価総額は381億円と小型株。
PERは45.9倍とかなり割高となっています。
PBRは1.3倍です。
コロナ時期の2020年を底に回復傾向もよこよこ状態が続いています。業績面での押し上げや還元の強化など、膠着感を打ち破る策が必要なところです。
優待の最低取得額は145,900円と買いやすい水準。
総合利回りは2.25%と低めです
総合判定は、星3つ
正栄食品工業(8079)
5銘柄目は正栄食品工業
日本国内外で菓子や食品の製造および輸入を手がける企業です。1947年に設立されたこの企業は、幅広い食品分野で多様な商品を展開しており、特にチョコレートやナッツ類、ドライフルーツなどの分野で高い知名度を持っています。
株主優待の内容は、自社製品詰め合わせです
4月10月の年2回、100株で自社製品が1セット貰えます。
お菓子やナッツ類ドライフルーツなどお子様にも喜ばれる内容となっており、届くのが楽しみな優待内容となっています。
クルミ市況低迷でアメリカが停滞しています。国内は値上げ効果もあって乳製品、製菓材料、ナッツとも増収となっています。中国もアジア各国への輸出拡大。仕入れ価格上昇続きますが、生産効率化で吸収し増益です。
配当は4月10月の年2回。
配当利回りは1.08%とやや低めです。
今期は増配となっています
時価総額は778億円と小型株。
PERは22.9倍とやや割高です。
PBRは1.4倍となっています。
2017年をピークに下落していましたが、2019年を底に回復基調、じわじわと右肩上がりのチャートとなっています。上場来高値を更新できるかがポイントですね。
優待の最低取得額は466,200円と値嵩株。
総合利回りは2.38%とやや低めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星4つ
巴工業(6309)
6銘柄目は巴工業
化学装置を中心に幅広い事業を展開する日本の企業で、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。化学プラントやフィルタの製造を手掛ける同社は、1941年に設立され、長い歴史を持つ企業です。
株主優待の内容は、ワインです
10月の年1回、100株で1本、300株で2本貰えます。
ただし、継続保有1年以上の方のみとなります。
化学製品はパワー半導体用途の機能材料関連が一服していますが、自動車の生産が増え鉱産関連が増加しています。機械は複数の大型案件が進行中です。ただ、人件費が上昇しており営業益は若干増加にとどまっています。
配当は4月10月の年2回。
配当利回りは2.93%とやや高めです。
連続増配となっています
時価総額は429億円と小型株。
PERは11.9倍と割安です。
PBRは1.1倍となっています。
2020年を底に株価は回復傾向です。2021年にはコロナ前の高値を更新し、その後足踏みしたものの、2023年後半に入り大きく上昇しています。押しを上手に拾いたいところですね
優待の最低取得額は429,500円と値嵩株。
総合利回りは3.63%とやや高めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星5つ