9月は、多くの企業が株主優待の権利確定を迎える月です。これにより、多くの投資家にとって魅力的な優待銘柄が数多く登場します。この記事では、9月の権利確定で特におすすめの株主優待を10選ピックアップし、その魅力や選び方のポイントを解説します。
Contents
9月権利確定 めちゃめちゃおすすめ株主優待10選
エクセディ
1銘柄目はエクセディ
自動車や産業機械の部品を製造販売している会社です。
特にクラッチやトルクコンバーターの分野で世界的な地位を築いています。
株主優待の内容は、オンラインカタログギフトです
9月の年1回、100株以上で3000円相当貰えます。
ただし、1年以上の継続保有の条件がありますので注意です。
産機用駆動伝導装置は堅調です。
自動車関連はMT向けが海外軸に伸びています。
150億円を上限に自社株買いを実施します。
黒字転換となっています。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.85%とかなり高めです。
配当は維持です。
時価総額は1400億円と中型株。
PERは12.1倍と比較的割安となっています。
PBRは0.6倍と1倍割れです。
株価は2021年を底に回復傾向です
2018年の高値を突破できるか楽しみですね
優待の最低取得額は311,500円
総合利回りは4.81%とかなり高めです
総合判定は、星5つ
オーハシテクニカ
2銘柄目はオーハシテクニカ
自動車部品を設計開発、販売する会社です。
国内外に製造拠点を持ち、グローバル市場での競争力を高めながら、多様な産業ニーズに応える製品を提供しています
株主優待の内容は、おこめギフト券です
3月9月の年2回、100株で1kg、1000株で3kg、10,000株で5kg相当貰えます。
お米は値段が高くなっているので嬉しいね。
柱の自動車部品は、中国でEV生産が出遅れた日本勢の不振が打撃。しかし、北米向きが好調。
円安の追い風も続いています。
増収増益となっています。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.72%とかなり高めです。
連続増配です。
時価総額は240億円と小型株。
PERは13.4倍と比較的割安となっています。
PBRは0.6倍と1倍割れです。
株価は長い間、横ばい。
2024年に入り上場来高値を更新しています。
優待の最低取得額は182,500円とやや買いやすい水準
総合利回りは4.27%とかなり高めです
総合判定は、星5つ
丸一鋼管
3銘柄目は丸一鋼管
溶接管の製造販売をおこなう会社です。
日本国内外に多くの生産拠点を持ち、鋼管業界において確固たる地位を築いています。
株主優待の内容は、おこめギフト券です
3月9月の年2回、100株で3kg、1000株で6kg相当貰えます。
海外はメキシコの自動車向けや、インドの自動車、2輪車向けが好調な一方、国内の建材向けが低調です。
増収減益となっています。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.75%とかなり高めです。
配当は維持です。
時価総額は2800億円と中型株。
PERは11.9倍と比較的割安となっています。
PBRは0.8倍と1倍割れです。
株価は2024年4月に高値を更新後、調整が続いています。
再び高値更新に向けて上昇していけるか注目ですね。
優待の最低取得額は349,300円と値嵩株
総合利回りは4.61%とかなり高めです
総合判定は、星5つ
第一興商
4銘柄目は第一興商
カラオケ事業を展開する会社です。
カラオケ機器の製造、販売、レンタルを中心に、エンターテイメント施設の運営や音楽コンテンツの配信など、多岐にわたる事業を展開しています
株主優待の内容は、ビッグエコーなどで使える優待利用割引券です
3月9月の年2回、200株で5000円、2000株で12500円相当貰えます
カラオケ好きには嬉しいね。
100株では貰えないので注意です。
業務用カラオケは新機種拡大し、稼働、賃貸台数も増加しています。カラオケ、飲食店も客数が戻り基調となっており、増収増益です。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.44%とかなり高めです。
配当は維持です。
時価総額は1700億円と中型株。
PERは11.7倍と比較的割安となっています。
PBRは1.6倍です。
2018年の高値更新に失敗し、2023年から株価は失速しています。コロナ時期の安値を割り込む危機です。株価の反転を待ちたいね。
優待の最低取得額は330,500円と値嵩。
総合利回りは6.46%と相当高めです
総合判定は、星5つ
ダスキン
5銘柄目はダスキン
清掃、衛生関連のサービスと製品を提供する会社です。
多くの人々に親しまれるミスタードーナツも、ダスキンの事業の一環として展開されています
株主優待の内容は、ミスタードーナツなどで使える優待割引券です
3月9月の年2回、100株で1000円、300株で2000円相当貰えます
継続保有3年以上で500円増額されます
ミスドは2桁出店を継続しています。柱の訪問販売はエアコン清掃などが高水準です。
増収増益となっています。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.35%とかなり高めです。
連続増配となっています
時価総額は1800億円と中型株。
PERは18倍と標準的です。
PBRは1.2倍となっています。
2024年上場来高値を更新して上昇しています。
ここ数年上昇トレンドとなっており、好調な業績を反映している状況です。調整したところでは買いたいですね。
優待の最低取得額は376,000円と値嵩株。
総合利回りは4.12%と高めです
総合判定は、星5つ
アイスコ
6銘柄目はアイスコ
アイス・冷食の卸売り会社です。
その豊富な商品ラインナップと品質管理の高さで、多くの消費者に信頼されています。
株主優待の内容は、1枚で2個引き換えできるハーゲンダッツギフト券です
3月9月の年2回、100株以上で2,800円相当貰えます。年間ハーゲンダッツが16個も貰えます。
柱のフローズン卸は猛暑で堅調です。冷凍食品関連も順調となっています。仕入れ価格上昇の転嫁値上げも浸透しています。
増収増益で売り上げは右肩上がりの拡大が続いています
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは1.24%とやや低めです。
配当は維持です。
時価総額は59億円と小型株。
PERは16.7倍と標準的な水準となっています
PBRは1.7倍です。
株価は2021年の上場時がピークでしたが、優待の新設や業績の拡大もあって株価は大きく上昇。
優待権利落ちで株価が調整したところを狙うのもありですね
優待の最低取得額は304,500円
総合利回りは3.08%と高めです
業績拡大のためプラス1点し、総合判定は、星5つ
テクノメディカ
7銘柄目はテクノメディカ。
血液補完容器を自動で管理する装置を製造する会社です。
精度の高い製品と先進的な技術で、医療現場の効率化と品質向上を支えています。
株主優待の内容は、京都府産コシヒカリです
9月の年1回、100株保有で2kgが貰えます。
お米は価格が高くなっているので嬉しいね。
消耗品は販売数量増と値上げ浸透で、好調が持続しています。主力の採血管準備装置とシステムは、前期に大型案件が前倒しの影響で、反動減となっています。
売り上げはほぼ横ばいですが、減収減益です。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.62%とかなり高めです。
配当は維持で減配しない累進配当を宣言しています
時価総額は130億円と小型株。
PERは13.4倍と比較的割安となっています。
PBRは1.0倍です。
株価は2023年に高値を付けた後、調整しています。
2020年以来の安値を、割り込むかどうかの窮地となっています。業績の回復の後押しが欲しいところですね。
優待の最低取得額は187,600円と比較的買いやすい水準
総合利回りは4.25%とかなり高めです
総合判定は、星5つ
月島ホールディングス
8銘柄目は月島ホールディングス
上下水処理など水環境事業を展開している会社です。
環境、エネルギー、産業機械、食品機械の各分野で幅広いソリューションを提供しています
株主優待の内容は、魚沼産コシヒカリです
3月の年1回、1,000株で4kgが貰えます。
3年以上継続保有で2kg追加で貰えます。
また、新規の株主のみ9月に1000株保有で4kgのお米が貰えます。
事業統合で期初受注残2753億円と大きく増加。
上下水道関係は、運営管理が増加しています。
化学関連機械は厳しい環境となっています。
増収増益です。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.77%とかなり高めです。
配当性向を40%から50%へ引き上げ、自社株買いも行い、還元意識は非常に高いです。
時価総額は590億円と小型株。
PERは13.4倍と比較的割安となっています。
PBRは0.7倍と1倍割れです。
株価は2022年を底に反転しています。
ゆるやかな上昇トレンドが継続できるか注目ですね
優待の最低取得額は1,377,000円と超値嵩。
総合利回りは4.07%とかなり高めです
総合判定は、星5つ
ヤマダホールディングス
9銘柄目はヤマダホールディングス
日本国内における家電量販店の最大手であり、家電の王国として知られています。
家電製品だけでなく、住宅関連商品やリフォームサービスなど、多岐にわたる商品・サービスを提供しています
株主優待の内容は、ヤマダデンキなどで使える優待買い物割引券です
3月9月の年2回、100株で3月に500円、9月に1000円相当貰えます
国内既存店は白物家電の販売が堅調です。
家具とリフォームの好調も続いています。
増収増益となっています。
配当は3月の年1回。
配当利回りは2.87%と高めです。
配当は維持です。
時価総額は3000億円と中型株。
PERは11倍と比較的割安となっています。
PBRは0.5倍です。
株価はここ最近は低迷しています。
あまり値動きも活発ではなく、よこよこが続いています。
優待の最低取得額は45,200円と買いやすい水準。
総合利回りは6.18%と相当高めです
総合判定は、星5つ
理研ビタミン
10銘柄目は理研ビタミン
わかめスープやドレッシングを製造する会社です。
健康的で美味しい製品を提供することを目指しています
株主優待の内容は、自社製品詰め合わせです
3月9月の年2回、100株で1000円、500株で2000円相当が貰えます
継続保有3年以上で1000円分増額されます
ドレッシング、ワカメ加工品の新製品投入が効き、好調となっています。人件費、物流賃、宣伝費の増加が重しとなっており、増収減益です。
配当は3月9月の年2回。
配当利回りは3.02%とかなり高めです。
配当は維持となっています。
時価総額は800億円と小型株。
PERは11.1倍と比較的割安です。
PBRは1.0倍となっています。
2024年上場来高値を伺う勢いで上昇中です。
息の長い上昇トレンドは含み益になりやすく、長期保有に向いていますね。
優待の最低取得額は267,900円。
総合利回りは4.52%と高めです
総合判定は、星5つ