12月優待権利確定の株主優待銘柄、おすすめな10銘柄を紹介します。
12月の優待銘柄は183社あります。飲食店を中心に決算時期を6月、12月に設定している企業が多いですね。
Contents
サーティワン アイスクリーム(2268)
1銘柄目はサーティワン アイスクリーム
アイス、サーティワンのフランチャイズ展開をしている会社です。
株主優待の内容は、サーティワンアイスクリームで使える優待割引券です。
6月12月の年2回、100株保有で1200円分、500株で1800円分、1000株で3000円分、5000株で6000円分まで設定があります。利回りが良いのは100株です。
今期店舗は30店増加の見込み。アニメとのコラボ商品の投入や、店舗改装効果が上期想定を上回っています。増収増益が継続しています。
毎月新作を出しているのも嬉しいですね。スーパーマリオやポケモンなどの人気キャラクターとのコラボも好調のようです。
配当は6月12月の年2回。
配当利回りは1%とかなり低めです。
今期は配当据え置き予想となっています。
時価総額は385億円と小型株。
PERは28.3倍とやや割高となっています。
PBRは2.8倍です。
株価は10年間よこよことなっています。値上がり益は、期待できないですね。4000円付近か割れたところで買い集めるのがポイントです。
優待の最低取得額は400,000円と値嵩株です。
総合利回りは1.6%と低めです
総合判定は、好業績を考慮して1点プラスし、星3つ
ホットランド(3196)
2銘柄目はホットランド
たこ焼きの銀だこを運営している会社です。
たい焼きの銀のあんも展開しています。
株主優待の内容は、築地銀だこのほか、グループ店舗で使える優待食事割引券、1枚500円相当です
6月12月の年2回、100株で1500円、500株で7500円、1000株で15000円相当が貰えます。
利回りは100株から1000株まで設定があるところは同じです。
国内で70店舗弱を出店予定です。前期は63店舗で前年比並みとなっています。主力の銀だこはきめつのやいばなどのアニメコラボで客足が絶好調です。採算が良い酒場業態も好調となっています。増収増益が継続中です。
銀だこハイボール酒場、行ってみたいですね。
配当は12月の年1回。
配当利回りは0.47%とかなり低めです。
配当は据え置きとなっています
時価総額は451億円と小型株。
PERは25.7倍とまずまずの水準となっています。
PBRは4.1倍です。
株価は2020年を底に上昇しています。2024年に入り上昇の勢いは加速し、2024年6月がピークとなっており、調整を拾いたいところです。
優待の最低取得額は211,900円と標準的。
総合利回りは1.88%と低めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星3つ
ロイヤルホールディングス(8179)
3銘柄目はロイヤルホールディングス
ロイヤルホストと、天丼のてんやなど運営しています。
ホテルや施設内食堂も展開しています。
株主優待の内容は、ロイヤルホストなどで使える優待食事割引券、1枚500円相当です。
6月12月の年2回、100株で500円、500株で5000円、1000株で12000円相当が貰えます。
1000株がもっとも利回りの良い設定となっています。
外食は、各業態での限定商品の投入があり、好調となっています。ホテルや施設内の食堂は、旅行客の増加を受けて、客数が伸びています。増収増益が継続しています。
ロイホといえば、高級なイメージですね。
高付加価値戦略で、勝ち抜いて欲しいところです。
配当は12月の年1回。
配当利回りは1.13%と低めです。
連続増配となっています
時価総額は1213億円と中型株。
PERは21.3倍と飲食業の中では比較的割安となっています。
PBRは2.5倍です。
株価は2020年のコロナから回復傾向です。2017年の高値は抜けられずにいます。2023年5月にピークをうってから調整傾向となっています。2000円台前半で買いたいところです。
優待の最低取得額は246,500円と標準的
総合利回りは1.53%と低めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星3つ
すかいらーく(3197)
4銘柄目はすかいらーくホールディングス
ファミレスの最大手です。主力はガストで中華のバーミヤンや和食の夢庵など、多業態へ展開しています。
すけさんうどんも傘下におさめました。
株主優待の内容は、ガストなどでグループ店舗で使える優待食事割引カードです。
6月12月の年2回、100株で2000円、300株で5000円、500株で8000円、1000株で17000円相当の食事券が貰えます。100株がもっとも利回りが高いです。
すかいらーくグループは、定期的に割安なクーポンを配布しています。半額になるものまであります。クーポンを利用しつつ、支払いは優待券で、ということも可能ですので、お得に利用していきましょう。右側のバーミヤンのクーポンは何度でも利用できますので、ぜひご活用ください。
店舗の純増数は、今年度は30となっています。前期は80店減少だったので、反転攻勢してきましたね。ファミレスは看板の視認性を向上させ、効果が表れているようです。増収増益が続いています。
配当は12月の年1回。
配当利回りは0.78%とかなり低めです。
連続増配となっています。
時価総額は5097億円と中型株。
PERは40.8倍と割高となっています。
PBRは3倍です。
株価は2020年のコロナ時期を底に低迷期間が続きましたが、2023年から上昇に転じています。2024年1月にはコロナ前の水準を抜いてきています。2000円付近で買いたいところです。
株価は2020年のコロナ時期を底に低迷期間が続きましたが、2023年から上昇に転じています。2024年1月にはコロナ前の水準を抜いてきています。2000円付近で買いたいところです。
物語コーポレーション(3097)
5銘柄目は物語コーポレーション
焼肉食べ放題の、焼肉きんぐを運営している会社です。
丸源ラーメンや、寿司しゃぶしゃぶのゆず庵なども展開しています。
株主優待の内容は、焼肉きんぐなどで使える優待食事券、1枚500円です
6月12月の年2回、100株で3500円分が貰えます。
100株のみの設定となっています。
複数の優待が欲しい場合は、家族の証券口座などを活用して、複数の優待をもらいましょう。
今期の店舗は93店増えています。前期は55店なので、拡大ペースが加速していますね。中国への出店を加速し、海外黒字化も達成しています。増収増益が継続しています。
四半期ベースで、売り上げは前年を上まわるペースで進捗中。
利益率が落ちてきているところが、少し気になりますね。
配当は6月12月の年2回。
配当利回りは1.01%と低めです。
連続増配となっています
時価総額は1326億円と中型株。
PERは20.5倍と飲食業としては割安です。
PBRは4倍となっています。
株価はコロナ時期を乗り越えて、ここ10年間右肩上がりとなっています。2024年1月にピークを付けて、やや調整中です。3000円台前半で買いたいところです。
ヤマハ発動機(7272)
6銘柄目はヤマハ発動機
2輪で世界大手です。
稼ぎ頭はマリンで、産業ロボットも強化しています。
株主優待の内容は、株主優待ポイントです。
12月の年1回、100株保有で1000円分、300株で2000円分、1000株で3000円分、3000株で4000円分まで設定があります。継続保有3年以上の場合、1000ポイントが上乗せされます。
ポイントは、本社やグループ会社がある地域の名産品と交換できます。
静岡県、北海道、宮城県、熊本県です。
選べる優待って嬉しいですね。
2輪は、インドやブラジルの販売が絶好調です。高収益の車種が増加傾向。増収減益予想です。
配当は6月12月の年2回。
配当利回りは3.74%と高めです。
連続増配となっています。
時価総額は1.31兆円と大型株。
PERは7.8倍とかなり割安となっています。
PBRは1.1倍です。
株価はコロナ時期を底に、上昇傾向が続いています。
2024年7月にピークをつけて、やや調整中です。上昇トレンドを継続するのか、割り込んでくるのか、注目ポイントですね。
優待の最低取得額は133,600円とお手頃価格。
総合利回りは5.24%とかなり高めです、配当利回りが高いため、新NISAでの買い入れもおすすめです。
総合判定は、星5つ
ヒューリック(3003)
7銘柄目はヒューリック
都内の駅ちかビルを中心に、不動産の運営をしている会社です。
株主優待の内容は、カタログギフトです
12月の年1回、100株を半年以上継続保有で3000円相当が貰えます。3年以上継続すると6000円相当貰えます。
ビルの建て替えが増加し、不動産の賃貸は横ばいです。外部の投資家の需要が旺盛で、下期中心に不動産売却が拡大しています。増収増益です。
配当は6月12月の年2回。
配当利回りは3.78%と高めです。
連続増配となっています
時価総額は1.09兆円と大型株。
PERは10.9倍、PBRは1.4倍です。
株価は10年間、ほぼよこよこ。2024年1月に上に飛び抜けましたが、再びレンジ内に戻ってきました。1300円台で買い集めたいところです。
優待の最低取得額は428,100円とまとまった金額が必要。
総合利回りは5.18%とかなり高めです、配当利回りが高いため、新NISAでの買い入れもおすすめです。
総合判定は、星5つ
日本マクドナルドホールディングス(2702)
8銘柄目は日本マクドナルドホールディングス
マクドナルドを運営しています。
株主優待の内容は、マクドナルドで使える優待食事無料券6セット分です。バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品お引換券が6枚ずつで1冊となっています。6月12月の年2回、100株で1冊、300株で3冊、500株で5冊の引換券が貰えます。
ただし、継続保有1年以上の縛りがあります。
倍ビッグマックやサムライマックも選択可能
トマト3枚まで追加できます
なお、サムライマックはパティ倍はできません。
ドリンクはLサイズも注文可能
マックフロートが一番高く選べます
スムージーやフラッペ
マックカフェバイバリスタには
使えません
限定商品の投入などで客足は絶好調です。値上げにより、客単価も上昇しています。輸入食材の仕入れ価格が想定ほど増えておらず、増収増益です。
配当は12月の年1回。
配当利回りは0.68%とかなり低めです。
配当は維持となっています
時価総額は8177億円と中型株。
PERは28.1倍と飲食業の中では、まずまずとなっています。
PBRは3.3倍です。
株価は2020年のコロナ時期もそれほど落ち込まず、よこよこが続いていましたが、2023年より上昇トレンドとなっています。6000円付近で買いたいところです。
優待の最低取得額は615,000円とかなりの値嵩株です
総合利回りは3.41%と高めです
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星5つ
楽天グループ(4755)
ここで、ちょっと休憩。
今期の優待は未発表ですが、昨年度実施し、話題となった優待の紹介です。楽天グループの優待です。
100株保有で楽天モバイルのデータ通信、1年間30ギガが使えるイーシムカードが貰えていました。
今年ももしかしたら、貰えるかもしれませんね。→2024年も実施が発表されました。
キリンホールディングス(2503)
9銘柄目はキリンホールディングス
ビール類のシェアはトップクラスです。ブラジルは撤退で、海外はアジアやオーストラリアが主力となっています。
株主優待の内容は、優待品です。
12月の年1回、100株で500円、1000株で1000円相当が貰えます。ただし、継続保有1年以上が必要です。
継続保有3年以上となると大幅に増額となります。
さらに抽選でプレミアム優待品も貰えます。楽しみですね。
健康関連は、アミノ酸が苦戦しています。国内ビールは、値上げで貢献しています。飲料は、北米が好調です。増収増益となっています。
配当は6月12月の年2回。
配当利回りは3.34%と高めです。
配当は維持となっています。
時価総額は1.72兆円と大型株。
PERは13.4倍と割安となっています。
PBRは1.5倍です。
2018年をピークに株価は調整中です。2022年に底はうったものの、回復ペースは鈍いです。
優待の最低取得額は212,500円と標準的
総合利回りは4.26%とかなり高めです、配当利回りが高いため、新NISAでの買い入れもおすすめです。
総合判定は、星5つ
STIフードホールディングス(2932)
10銘柄目はSTIホールディングス
水産食品やおにぎりの具材の製造の会社です。売り上げの大半がセブン向けとなっています。
株主優待の内容は、自社ブランドの缶詰セットです
12月の年1回、100株で3000円分が貰えます。
ただし、継続保有1年以上の縛りがあります。
銀鮭の塩焼きやカップデリを中心に既存品が絶好調です。新商品も多く、出荷想定を上回っています。増収増益となっています。
配当は6月12月の年2回。
配当利回りは2.4%とやや高めです。
連続増配となっています
時価総額は296億円と小型株。
PERは20.6倍と標準的です。
PBRは3.6倍となっています。
2022年を底に、株価は上昇傾向です。2024年10月にピークをつけて、やや調整しています。4000円台半ばまで、調整がこないかな
優待の最低取得額は500,000円と値嵩株です。
総合利回りは3%と高めです。
好業績のため1点プラスし、総合判定は、星5つ