
四輪事業と二輪事業の世界大手

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銘柄情報
自動車大手。仏ルノー・三菱自と3社で企業連合。30年早期に主要市場の全新型車を電動車に
総合判定 | ★★★★★ | 1株配当(予想) | 25円 |
配当権利確定月 | 3月9月 | 優待の価値 | 10,000円 |
配当回数 | 2回/年 | 配当利回り(予想) | 4.7% |
株価 | 531.7円 | 優待利回り | - |
優待の最低取得額 | 53,170円 | 総合利回り(予想) | - |
株主優待の内容
株主様紹介特典制度
株主様に日産車新車のご購入を検討されている方をご紹介いただき、紹介を受けた方が日産車新車をご購入された場合に、以下の特典を贈呈。
100株以上 紹介者である株主様ご本人:
5,000円相当のデジタルカタログギフト
※ 株主様の紹介を受けて日産車新車のご購入されたお客様にも5,000円分プレゼント
※ 株主様本人の購入は、10,000円分プレゼント
業績
世界販売355万台(7・4%増)。中国大苦戦も、柱の北米や日欧が好調で牽引。値上げも効く。25年3月期は中国が低調脱せず横ばい。ただ、北米や国内が堅調で販売伸ばす。営業益続伸。増配か。
三菱自からOEM供給で当社初の軽商用EVバン発売。配送用需要見込む。EV電池を蓄電池に充放電制御するエネルギーマネジメントの法人サービス開始。




増収増益、連続増配
株価


株価は調整中
450円付近で買いたいな

銘柄の特色
会社概要
日産自動車は、1933年に設立され、日本の自動車産業の発展を支えてきた企業です。東京証券取引所に上場しており、日経平均株価やTOPIXの構成銘柄でもあります。主に「Nissan」「Infiniti」「Datsun」といったブランドで、乗用車から商用車、電気自動車(EV)まで幅広い車種を展開しています。特に、電気自動車「リーフ(LEAF)」は、EV市場を牽引する存在として有名です。
2. 事業戦略
日産自動車の事業戦略は、以下の3つの柱に基づいています。
① EV(電気自動車)への注力
日産は、持続可能な社会を目指して、早期から電気自動車の開発に取り組んできました。その象徴が「リーフ」であり、世界中で多くのユーザーに支持されています。日産はさらに、2020年代に入ってから新しいEVラインナップを次々と発表しており、特にSUVタイプの「アリア(Ariya)」が注目されています。カーボンニュートラル社会を実現するため、EV技術の強化に力を入れています。
② 自動運転技術の開発
日産は、自動運転技術の分野でもリーダー的な存在です。プロパイロット(ProPILOT)という自動運転支援システムを搭載した車両を数多くリリースしており、安全性の向上と運転者の負担軽減を実現しています。この技術は、今後のモビリティ社会における重要な要素となることが予想されています。
③ グローバル展開と提携
日産は、日本国内のみならず、北米、欧州、アジアなど世界各国での販売網を持ち、グローバル企業としての地位を確立しています。また、フランスの自動車メーカー「ルノー」および「三菱自動車」とのアライアンスを通じて、技術や生産の協力関係を強化し、コスト削減やシナジー効果を追求しています。
3. 業績と財務状況
日産自動車の業績は、近年波動的な動きを見せています。特に、世界的な半導体不足や新型コロナウイルス感染症の影響で、一時的に業績が低迷しましたが、2023年には回復基調に入りました。ルノーとの提携強化や、新型車の導入によって販売が拡大し、収益の安定化を図っています。
また、日産は「Nissan NEXT」という中期経営計画を打ち出し、収益性の向上と経営の効率化を目指しています。この計画の一環として、不採算地域からの撤退やコスト削減を実施し、企業体質の改善に努めています。
4. 株主優待・配当情報
日産自動車は株主優待制度を導入していませんが、配当については注目されています。長年にわたり安定した配当を提供してきましたが、業績に応じて一時的に配当の減額や無配に転じることもありました。現在は経営の立て直しが進んでおり、今後の配当政策に期待が寄せられています。
5. 将来の展望
日産自動車は、EVや自動運転技術など、次世代モビリティにおけるリーダーシップを強化することで、さらなる成長を目指しています。特に、各国政府がカーボンニュートラルに向けた規制を強化している中、EV市場の拡大は日産にとって大きなビジネスチャンスです。
また、ルノーとのアライアンス関係も重要な鍵を握っています。共同開発による技術革新や、新興市場への展開など、提携のシナジー効果を最大限に活用していくことで、世界市場での競争力を高めていくことが予想されます。
まとめ
日産自動車は、EVや自動運転技術に積極的に投資し、次世代のモビリティ社会をリードする存在です。株式市場においても、技術革新やグローバル展開に期待が寄せられており、今後の成長が注目されます。株主としては、長期的な視点で日産の進化を見守ることが重要です。
株式投資を検討する際には、日産自動車の事業展開や業績、そして将来の技術開発に注目しながら、慎重に判断することが求められます。